行ってきました大森ロッヂ
こんにちは永田です。
先日お誘いを頂いた大森ロッヂに行ってきました。403メンバーの辻君、橋本君と画家の今津さんの4人ツアーです。
非常に天気も良く絶好の見学日和&餅つき大会日和でした。
大森ロッヂは大森町の駅のすぐ近くにあります。
ここは大森町の持つ下町の雰囲気をそのまま引き込んだような木賃アパート群で日曜日の昼下がりがよく似合います。
餅をつく音に誘われてロッヂ内を歩いていくと「はぐくむ広場(http://bluestudio.typepad.jp/omori_lodge/cat5126797/)」で住民の方々や関係者のみなさんが臼を囲んでいました。
大森ロッヂは「生活を愉しむ場」として、大家さんや住民の方、大工の方や建築家の方が直接顔の見える距離でコミュニケーションを取り、「その時その場所で起きること」をとても大切にしています。
なので全体計画も先に決めるのではなく、生活する中で「次はこうしよう」とか「これがあるといいね」と言った感じで決められていきます。
ここは4棟のアトリエ付き住居になるそうです。日中皆さん働きに出てしまうので、日中滞在して活動してくれる方がいたら、と。
これも生活する中でこそ出てきた提案です。
入居者の人たちと触れ合い、そこで起きる出来事に関わることで、共に愉しめる暮らしの場を作っていくことが可能なんだという事に少しでも多くの大家さんが気づいてくれればとオーナーの矢野さん。
僕たち建築に関わる身としては、矢野さんのような大家さんがいることはとても勇気づけられます。
辻君の目も輝いています。
アパでは制作の場としての共有空間があることで、少し特別な事が日常につながっていきますが
大森ロッヂでは生活の場としての共有空間があることで、日常を少し特別なものにしてくれています。
「共有の場」を設けることで、その場所に許容力が生まれる気がします。
アパとはまた違う「場の許容力」に触れられた事は大変貴重な経験でした。
ちなみに僕たちも餅つきに参加させて頂きました。雑誌掲載が生んだ奇跡のコラボレーションの瞬間です!
貴重な今津さんの餅つきショット。
オーナーの矢野さん、大森ロッヂの皆様ありがとうございました!
403永田