present stage 最終日

"present stage"最終日が無事、終了しました。


最終日は多くの方にご来場いただき、ステージに華を添えていただけたことを大変嬉しく思います。

また、パーティーの後には"present stage"0日目にあたる『新聞紙回収編』が上映されました。

happy unbirthday 扮する2人の新聞紙人間が西戸部のまちを練り歩き、古くなった新聞紙を回収していく様子は、日常と非日常の混ざり合った不思議な光景になっています。

当日ハンディで撮影した動画はなんらかのかたちで作品化したいと考えていますので、その際には是非、多くの方にご覧いただきたいと思います。


さて、403 architectureは今回のプロジェクトにおいて、舞台美術にあたる空間構成や大まかなシナリオづくり、記録撮影やustream中継などを担当しました。おそらく、最も客観的な立場でstageを観察することができたのではないかと思います。


うまく言語化できないかもしれませんが

訪れた人と新聞紙人間との「コミュニケーションそのもの」が「ドラマ」になってしまう、という状況はおそらく、ヨコハマアパートメントの1階で日常的に起きていることに近いのではないか
逆に言えば、ヨコハマアパートメントのもつ空間特性を、今回の一連の展示・パフォーマンスによって生かすことができたのではないか

と感じています。

従来の「舞台」と「生活」、「演者」と「観客」という棲み分けがなくなり、生活そのものが舞台になるという状況。


happy unbirthday とのコラボレーションの中で、403はとても多くのことを学ぶことができました。ありがとうHUB。

そして、403としては3度目の舞台となったアパからもさらに多くのことを学ぶことができました。ありがとうアパ。

最後に、訪れていただいた皆さん、協力くださった地域の皆さん、アパートの住人の皆さん、本当にありがとうございました!


403 architecture 田所雄大