ヨコハマアパートメントのピロティ(10月19日)

先日建築史家の五十嵐太郎さんが
毎日新聞の文化欄のコラムで
ヨコハマアパートメントの事を取り上げてくれました。


コラムの中で五十嵐氏曰く、
「建物本体を持ち上げるのはルコルビジェ
好んだ、近代に開発されたピロティという形式に由来するが、
この建物はその新しい解釈を示したといえる。」と。


コルビジェのピロティは、機能主義の余白で且つ、
土地からの「切断」であったのに対し、
モダニズムから50年経たこの建物では、ピロティの
開放性に新たに「状況」という時間軸を重ね、
周囲と連続した在り方を模索しています。

(photo by koichi Torimura)

毎日刻々と変わる状況を観察しているのは楽しいです。

オンデザインニシダ