地域リテラシー(10月31日)

みなさま、こんにちは。
今日は、メディアパンダというユニットでデザイン活動を
協同しているシハクさんが1歳半の娘さんを連れてアパに
遊びにやってきました。


最近までシハクさんは仕事でアムスに1年弱滞在してたのですが、
一緒に海外生活をしてきた娘さんはすっかり社交的になっており
一歳半ながらアパの住民たちの中で、自分の居場所を見つけ
とけ込んで遊んでいました。


食事をしながら、アパの共有部の話題になり、欧州でも
今年は「シェア」の年だとという話をしてくれました。

曰く、
「結局シェアの成立は世界観の共有で、年齢でも性別でもなく、
 同じ場所に居て、何か触発がおこる関係を互いに築けるか
どうかなんです。」と。


そんな会話をしていると、近所の犬の散歩で良く通りかかる
おばさんが、子供に話かけはじめ、会話の終わりには
もっていたバナナをくれました。


この自然な流れを見て、まちに一緒に住む価値も
同じくシェアの意識だなぁと再認識しました。


地域力、もしくは地域リテラシーと呼んだ方がしっくりくるかも
しれませんが、他者と仲間になる力を子供達は振る舞いとして
すでに持っており、シェアを価値とする時代に学ぶ事が多いです。


あまりに開放的なアパの1Fでは、地域住民との接触を建物が
歓迎しているようにみえます。。

オンデザイン ニシダ